ヴェネツィア・・・水上都市
商業とともにヴェネツィアの繁栄を支えたのは、海軍でした。ありあまる財政を基盤に、一流の海軍国となったヴェネツィアは、目前に広がるアドリア海を制圧し、遠くエーゲ海の島々までを植民地としていきます。
旧ユーゴスラヴィアの代表的リゾートとなったドブロブニクも、このときの植民地です。
この町は、何と道路にいたるまで大理石で造られていて、夜になると街灯の光を反射して、町全体がぽっかりと浮かびあがる光景は、まるで夢のようです。
このように、植民地にまで贅をつくした都市づくりを可能にしたヴェネツィアは、13世紀にその極みに達し、「アドリア海の花嫁」と形容されるほど美しく、また活気にみちた町となりました。
町を形成しているのは、118の島と160の運河、そして島と島とを結ぶ400あまりの橋で、まさに水の都と称されるにふさわしい一大水上都市です。